飯吹研音遊人

飯吹研 低音倶楽部 ベース本体編 Part3
Bassパートのバビーです。
最近「結局君はベースを何本持ってるの?」と聞かれる事があるのですが、
この連載?をご覧頂ければ見えてくるかと(笑)
......という事で早3回目になってしまうのですね。
今回はMoonのJJ-5須藤満モデル。
プロベーシストの須藤満氏が「T-SQUARE」にて94年~98年。
そして現在は「TRIX」で使用している赤ベースですね。
もう10年以上前になりますが、当時の飯吹研での練習&イベント参加は
基本的にはこのベースを使用していました。
同時にこの頃はベースを習いに行ってた時期でもありまして、
生徒同志の繋がりで伝手が出来た事もあり
色々とお誘いを受けてはコレを担いで方々へ遊びに行っていたので
この子にはかなりお世話になっております。
まぁ授業を受けに行く時には
「ある事情(知ってる方は言わないで下さい(笑)」がありまして中古購入した
Fender USA American Vintage Series '62を持って行ってたのですが......(;^_^A
(因みにこのベース、理由あって後々売却してしまいました)
......という事でこの赤ベースは一番演奏機会に恵まれていた頃の
メインベースでございました。
で、この楽器。非常に強い個性を持っておりボディ材がアルダーであるにも拘らず
所謂【中抜けドンシャリの極み】をいってしまった感のある様なサウンドでして、
発売当時は某ベース専門誌に
「上級者が弾くには問題ないが、初心者が弾くと余計下手に聴こえる」
と書かれておった記憶があります。
そしてその後、実際に手にしてみて
この記事の真偽の程を知る事となるわけですが......(笑)
須藤氏はT-SQUAREやセッション等で
このベースのサウンドを上手にまとめ本当に素晴らしい唯一「須藤満の音」を発信、
日本中のファンを虜にしてきたわけですが、
如何せん吹奏楽や唄モノで使うには「ドンシャリサウンド」というのは
バンドの中に埋もれ易く音程も出にくい側面も持ってまして、
演奏中に「皆にちゃんと聴こえてるかしら?」と戦々恐々していた記憶があります。
逆にスラップで弾く事の出来る楽曲では
この上なく歯切れが良いサウンドが出るので、
特にフュージョン系の音楽を演奏する際は非常に良い感じです♪
仕様
ボディ:USアルダー
ネック&指板:メイプルonエボニー
ペグ:GOTOH GB11W
ブリッジ:Moon MP-6(弦間 18mm)
ピックアップ:Moon MJB-575
プリアンプ:Bartolini XTCT
コントロール:2Vol,Bass,Treble+Vol.Through SW
カラー:トランパレントレッド(マッチングヘッド)
ピックアップ(以下PU)は前述した理由で
須藤氏が最近まで使っておられたMoon製のMJB-575に換装しております。
個人的には販売モデルに搭載されているMJB-505に比べ、
キレ味の部分でドンシャリ感は多少犠牲にする代わりに、
中低域の太さが増して、扱いやすくなった印象です。
また、スイッチがありますが
コレは「ON」にするとに両PUボリュームを全開にするモノでして、
スラップと指弾きを弾き分ける際、
コレを使う事で瞬時にサウンドを補正してくれます。
スラップ時は両PUボリュームを全開にすると歯切れが良いのですが、
特にこのベースの場合、指弾き時はより音程感をキッチリ出す為に
フロントPUのボリュームを若干絞り固めな音を作るのは必須とも言えますので
どちらの奏法も使う楽曲にはこの装備は非常に重宝しますし、
須藤氏ならではのこだわりが垣間見えます。
「Part1」でお話したとおり、長い間ベースから離れておりましたので、
最近は触る機会に恵まれておりませんが、
いつかフュージョン系のバンドにでも参加させて貰ってブイブイ鳴らしたいですな~♪
追記:稀代の須藤満研究家の方に上記の夢を託し、放出致しました。



| 林寸からのコメント
いやぁ~赤の色の下に木目が出ているあたりが、「安くねーな」って感じがしますよね。(*^_^*)
| バビーからのコメント
特にMoonは倒産→復活してから
値段が上がったからねー。
自分が買った当時はまだ良かったけども
今はそこから10万はUPしちゃってて・・・
定価で30万超えちゃうんじゃないかしら(汗)
発売当時とは工房が変わってるから楽器の質も上がってはいるんだろうけどねー。