飯吹研音遊人

飯吹研低音倶楽部 ベース紹介編 Part6

2010年あけましておめでとうございます。

今年も宜しくお願いします♪

毎度お馴染みバビーです。

 

今回のベースはいつものE.ベースとは少し趣を変えまして

エレクトリック・アップライト・ベース(以下EUB)。

YAMAHASLB-200の紹介です。

slb200-1.jpg

写真に写っているのは私の所有物ではなくて、

 

演奏会の1部の曲目で弾くウッドベース(コントラバス)の

練習用として数ヶ月の間、拝借していたモノなのですが、

30年以上、飯吹研でベースを担当されている

大先輩で重鎮であるBさんは

現在この楽器をメインで使用されています。

 

イベント等のステージで見に来て頂いたお客様が

興味を持って下さり「コレって一体何ですか?」という

お話を演奏後に頂く事も結構ございますこの楽器。

 

いわゆるコントラバスのエレキ版という感じのモノでして、

コントラバスでは、かさ張って持ち運びが大変だ!

もっと音色にバリエーションが欲しい!

等々の理由で現在ではジャンルを問わず普及が進み

色々なメーカーで様々なタイプのベースが発売されています。

 

それで、このSLB-200ですが、

YAMAHAが商標を持っている関係で

通称「サイレントベース」と呼ばれていまして、

もう一つのシリーズ機種SLB-100を基準に

 

・JAZZ、ポピュラー特化(ピッチカート特化と言っても良いと思います)

・トレブル&ベースといったトーンコントロールの増設

・コンパクトな可動性と電池寿命の改善

 

を重視した設計になっており、

価格も当社比で大分抑えられております(笑)

 

特徴としてはこの「サイレントベースシリーズ」

とにかく音がウッドベースにとても近い!

得てしてこのタイプのベースは必ずしもウッドベースの

音色を再現するだけでなく、エレキらしさを前面に

押し出した機種も多々存在しますが、

このサイレントベースに関しては、

楽器屋さんに行き、中堅的な価格帯で

ウッドベースの音色に最も近いモノを選んでもらえば

何処の楽器店店員さんも

まずこのSLB-200を筆頭に挙げます。

slb200-2.jpg

仕様的にはヘッド形状がスクロール型。

 

ボディ材がスプルース&マホガニーのホロー構造。

ネックがメイプル、指板がエボニーという

コントラバスに準拠した木材を各所で使用しております。

ピックアップはピエゾ方式で

コントロールノブはマスターボリュームと

トレブル&ベース(高音&低音)の2EQを含めた3つ。

slb200-3.jpg

本体重量を必要最小限に抑えつつ

 

演奏性を高めようとする心意気の表れか。

体を置く側のみにコントラバス形状の側板を装着。

また、駒にはアジャスターが付いており、弦高の調節は

ワンタッチで出来る嬉しい仕様。

slb200-4.jpg

嬉しいと言えば、片手で持てる位のケースにコンパクト収納出来る

設計になっている為、持ち運びが楽なのもこの楽器の良い所です。

 

更にオプション(別売り)ではありますが、

立て置き固定できる楽器スタンド

側板の延長フレーム膝当てといったアイテムがあり、

更に演奏性を向上させる事も可能で、

伸び代がある点も見逃せません。

 

因みに我らがBさんのSLB-200は......なんと!

フル装備品です!(実に羨ましい!)

 

SLB-100からSLB-200が生まれた様に

この楽器にも変遷がありまして、指板材に関しては採算性が合わなかったのか?

ある時期からエボニー→ローズウッドに変更になっています。

slb200-5.jpg

上記写真の様に元々、SLB-200のエボニーは縞掛かっており

 

見た目的に完全に黒檀という訳ではないので、

外観はローズウッドでもそう変わらない感じなんですが、

やはり材による音質の違いは現れると思われるので、

より反応が早く硬質な音を欲する方は

先代モデルを探されるのが良いかもしれません。

 

それと弓弾き(アルコ)に関してなのですが、

この楽器自体、設計段階で弓弾きはあまり構想に入っていないとか、

「日本と外国(特に欧州)のEUBに対する考え方の違い」についての

目から鱗のお話を拝聴した事もあるのですが、

ソコに触れると延々文章が長くなるので置いときまして......(;^_^A

 

個人的感想としては所有している弓が安いというのも要因にあるのですが

コントラバスの様な深くて厚いサウンドは出づらいかなという感じです。

高域が前に出てくる感じで、少し耳に痛い成分が強めな印象。

弓弾きはSLB-100の方が得意分野かと思われますが、

弾いた事が無いので何とも言えませぬ。すみません(汗)

 

とはいえ、かつてないハイコストパフォーマンスを実現した機種である事、

世界の名プレイヤーもこの機種を使用している事。

指で弾いた時の出音の素晴らしさは「コレ良いね!」と言わざる負えない

SLB-200がウッドベースに近い名機である事には変わりないです。

 

もっと価格帯が上がってくると某イタリアや某ドイツのメーカーが

最もウッドベースに近いEUBと言われておりますが......

20万単位で価格が跳ね上がっていくので触手は伸びにくいですかね(笑)

そういう事を考えると流石は「世界のYAMAHA!」......凄いです!

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コメント(3)

| 〇石からのコメント

買っちゃえば!

もちろん奥様には内緒で♪

| 林寸からのコメント

けど、このYAMAHAのベースは色が木目or黒しかありませんよ!

塗っちゃえ塗っちゃえ!

| バビーからのコメント

>O石さん
いくらコンパクトだと言っても
隠せる大きさじゃ無いですよ(笑)
バレるバレる(恐)

>林寸くん
黒はイ○ベ楽器のみの特別仕様だと言うけど
実際この色って標準モデルと比べて
割とアレだよね。

目に痛い色に塗ると面白そうだけど、
ボディに小さな隙間がある性で
マスキング出来無さそうだから
中身に影響出そう……というか壊れそう(笑)

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